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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻1号

1994年01月発行

文献概要

眼科の控室

「ご返事」の書き方

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.50 - P.50

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 紹介患者では,かならず紹介医に返事を書くべきです。その場合に,ふたつコツがあります。
 ひとつは,相手に理解してもらえる文章にするということ。紹介医の知らない略語はできるだけ避けてください。たとえばBRVOでもそのままでは不可です。網膜静脈分枝閉塞症BRVOというようにします。「相手が読みたくなる文章」というのも大事です。ゴチャゴチャ書いてあると,まず読んではもらえません。絵はなるべく描くことにします。眼底なら直像で,2色以上を使います。
 もうひとつは,「次にまた患者さんを紹介したくなる文章」を書くことです。紹介してくださった先生が知らないことをちょっぴり追加するというのがコツです。すこし経過の長い症例では,今までの大略を記述するようにします。これからの治療予定もできれば書いてください。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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