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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻11号

1994年10月発行

文献概要

特集 高齢患者の眼科手術 併存疾患の評価とリスク判定

腎透析

著者: 濱野慶朋1 佐中孜1 二瓶宏1

所属機関: 1東京女子医科大学第4内科学教室

ページ範囲:P.36 - P.38

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 わが国の慢性維持透析患者は,1992年末で123,926人に達し,うち70歳以上の患者は19,917人で全体の16%を占める1)。1992年の新規導入患者は21,563人で,70歳以上は5,619人,全体の26%であった。眼科的に問題の多い糖尿病性腎症は同年末20,820人で全体の17.1%,しかも新規導入では28.4%を数え,年々増加している。透析患者の高齢化・原疾患の変化は眼科的合併症の増加を伴い,透析患者の生活の質を考える上で,眼障害は益々重要になってきている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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