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特集 高齢患者の眼科手術 高齢患者の眼科手術 2 硝子体疾患
加齢性黄斑変性症
著者: 白神史雄1
所属機関: 1岡山大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.100 - P.102
文献購入ページに移動●本症は中途失明の主要な原因疾患であり,高齢者であるからといって積極的治療を敬遠するのは誤りである。
●侵襲の少ないレーザー治療が第一選択。ただし網膜下血腫や硝子体出血を生じた場合は,外科的治療。
●黄斑下増殖膜の除去は,危険性が高い割には視力改善を得にくく,レーザー治療の適応のないものに限定される。
●高齢者でも後部硝子体剥離は意外に起こっていない。
●手術は1回のみと心に決め,再手術は極力避ける。その対策の一つとして,白内障手術(IOL挿入)との同時手術が推奨される。
●侵襲の少ないレーザー治療が第一選択。ただし網膜下血腫や硝子体出血を生じた場合は,外科的治療。
●黄斑下増殖膜の除去は,危険性が高い割には視力改善を得にくく,レーザー治療の適応のないものに限定される。
●高齢者でも後部硝子体剥離は意外に起こっていない。
●手術は1回のみと心に決め,再手術は極力避ける。その対策の一つとして,白内障手術(IOL挿入)との同時手術が推奨される。
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