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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻13号

1994年12月発行

文献概要

臨床報告

エキシマレーザー近視矯正角膜切除術後のコントラスト感度

著者: 高橋由美子1 天野史郎1 清水公也1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院眼科

ページ範囲:P.1977 - P.1982

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 エキシマレーザー近視矯正角膜切除術(PRK)後のコントラスト感度を測定し,正常眼とハードコンタクトレンズ(HCL)装用眼との比較を行った。またPRK術後の角膜上皮下混濁と照射ずれの2つの因子のコントラスト感度への影響について検討した。その結果,PRK後のコントラスト感度は正常眼およびHCL装用眼と比べ有意に低下していた。PRK後の角膜上皮下混濁に関しては,混濁が強い群では弱い群と比較して,コントラスト感度が低下しており,上皮下混濁の軽減がPRK後の視機能の維持に重要であると考えられた。レーザーの照射ずれに関しては,コントラスト感度との間に有意な相関を認めなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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