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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻3号

1994年03月発行

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(1)

学術展示

甲状腺眼症の眼瞼障害に対する治療方法とその適応

著者: 平木泰典1 田淵昭雄1 安木一雄1 波柴礼恵1

所属機関: 1川崎医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.338 - P.340

文献概要

 緒言 甲状腺眼症の眼瞼障害のうち眼瞼後退症の治療には,早期は交感神経遮断薬(guanethidine)点眼,進行例には手術療法が行われている1)。今回,筆者らは眼瞼後退症が主体の甲状腺眼症の症例に対し,水性懸濁ステロイドtriamcinolone acetonide(ケナコルト-A®)の眼瞼への注入およびβ-遮断剤点眼の併用療法をおこない有効例を経験しているので,治療方法およびその適応について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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