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特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(1)
学術展示
文献概要
緒言 シリコーン眼内レンズは,その屈折特性から比較的大きなA定数が設定されている。シリコーン眼内レンズの術後屈折の変化については,PMMA眼内レンズほどはデータの蓄積がなされていないと思われるので,術後屈折値の結果からこのレンズのA定数の補正を試みた。術式が異なる術者別のpersonal A con—stantを求めることが理想的であるが,自己閉鎖創の作成と眼内レンズの嚢内固定がほぼ確実となった現在,術者による変動は少なくなり,この補正値は他の術者の参考になると考えられる。
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