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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻4号

1994年04月発行

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(2)

学術展示

新型涙点栓子による涙液分泌減少症の治療

著者: 高橋政代1 千原悦夫1 本田孔士1 落合優子2 砂川光子2 三浦昌生3 吉田晴子3 伊藤邦生4 上野聡樹4 本田治5

所属機関: 1京都大学眼科 2国立京都病院眼科 3兵庫県立尼崎病院眼科 4大津赤十字病院眼科 5市立長浜病院眼科

ページ範囲:P.630 - P.632

文献概要

 緒言 シェーグレン症候群などにより涙液分泌が減少する涙液分泌減少症(以下,乏涙症)は,頻度の高い疾患であるが,現在の主な治療法である点眼治療では症状の軽快しない重症例も多い1,2)。近年開発された種々の涙点栓子による涙点一時閉鎖法は自他覚症状の改善度が高く,可逆的な治療で副作用も少ないが3),わが国ではまだ広く実用化されていない。
 今回筆者らは新しい形状の涙点栓子の臨床試験を行い,その効果および安全性について検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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