icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻4号

1994年04月発行

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(2)

学術展示

糖尿病性黄斑症に対する光凝固.視力良好例に対する予防的照射の検討

著者: 大越貴志子1 草野良明1 四蔵裕実1 山口達夫1

所属機関: 1聖路加国際病院眼科

ページ範囲:P.676 - P.678

文献概要

 緒言 糖尿病性網膜症に対する黄斑部光凝固が視力低下に有効であることは米国のEarly Treatment of Diabetic Retinopathy Study (ETDRS)1)などにより既に報告されているが,本邦では視力が不良な症例での報告がほとんどで,視力が良好な症例を対象に含めた報告例2,3)は少ない。筆者ら2)は糖尿病性黄斑症に対する光凝固が,視力の維持もしくは改善に有効であることを既に報告した。今回は視力の良好な症例に対し予防的に黄斑部光凝固を行い,光凝固が視力維持に果たす役割につき調査,検討を行った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら