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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻4号

1994年04月発行

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(2)

学術展示

ICG螢光眼底での加齢性変化と思われる脈絡膜血管の不整

著者: 張野正誉1 北西久仁子2 大島佑介3 岩橋佳子4 小川憲治4

所属機関: 1淀川キリスト教病院眼科 2泉大津市立病院眼科 3多根記念眼科病院 4大阪大学眼科学教室

ページ範囲:P.680 - P.681

文献概要

 緒言 インドシアニングリーン螢光眼底造影(ICG)が一般臨床に用いられるようになった1)が,まだまだ読影について不明な所も多い。ICGでは主に脈絡膜の中・大血管が造影されるが,正常では血管の輪郭は明瞭で滑らかな走行を示し,壁は平滑にみえる。これに対し,ときに脈絡膜血管が平滑な走行ではなく,不規則に断裂したり拡張したように観察されることがある。このパターンと,加齢や加齢性黄斑変性(ARMD)との関係が疑われたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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