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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻4号

1994年04月発行

文献概要

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(2) 学術展示

Waardenburg症候群6症例の視機能

著者: 鈴木祐子1 粟屋忍1 矢ケ﨑悌司1 林啓子1 近藤峰生1 海田政英2

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科 2名古屋大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.696 - P.697

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 緒言 Waardenburg症候群は,①内眼角と涙点の側方偏位②鼻根部拡大,③正中部眉毛の過形成④部分または全体の虹彩異色症⑤両側または片側の先天性聾⑥前頭部白髪の6主徴を特徴とする常染色体優性遺伝形式をとることが多い先天異常である。本邦でも多数の報告があるが,複数例の視機能を検討したものは少なく,特に立体視に関して言及された症例は湖崎ら1)の3例のみである。今回筆者らは本症候群の6例につき視力,眼位,立体視,眼科的所見などを経過観察する機会を得たので比較検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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