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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻4号

1994年04月発行

文献概要

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(2) 学術展示

Polymerase chain reaction法で単純ヘルペスウイルスDNAを検出した角膜内皮炎の1例

著者: 森文彦1 太田勲男1 高橋正年1 古屋文康1 吉田晃敏1

所属機関: 1旭川医科大学眼科

ページ範囲:P.700 - P.701

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 緒言 角膜内皮炎は,角膜内皮細胞が特異的に免疫学的な傷害を受けている病態とされている1)。近年,大橋ら2)により臨床病型分類が試みられ,その病型の一部にはヘルペスウイルス感染の関与が示唆されている。しかし,局所のウイルス感染を証明した例はpolymer—ase chain reaction (以下PCR)法を用いたOhashiら3)りの報告などに限られる。今回,筆者らは臨床的に角膜内皮炎と診断した患者の前房水から,PCR法によって単純ヘルペスウイルス(HSV)のDNAを検出したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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