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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻5号

1994年05月発行

文献概要

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(3) 学会原著

老人性円板状黄斑変性症の中心窩下脈絡膜新生血管に対する光凝固の長期成績

著者: 白神史雄1 横江志保1 尾嶋有美1 奥田芳昭1 松尾信彦1

所属機関: 1岡山大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.805 - P.809

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 老人性円板状黄斑変性症の中心窩下脈絡膜新生血管に対する光凝固の長期成績を検討した。対象は,凝固後3年以上経過観察できた12例12眼である。最終視力が凝固前と比較して改善したのは12眼中5眼,不変が5眼,悪化は2眼であった。視力の大きな変化はほとんどが凝固後1年以内であった。最終的にほとんどは0.1以下で,うち7眼(58%)が0.06〜0.1の範囲にあった。新生血管の再発は4眼に生じたが,すべて再凝固で閉塞できた。活動性の遺残血管がある1眼を除いた11眼で,新生血管の退縮と瘢痕化が得られた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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