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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻5号

1994年05月発行

文献概要

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(3) 学術展示

翼状片手術の治療成績と術後合併症

著者: 杉村光子1 佐々木淳子1 八代成子1 木全奈都子2 吉野圭子2

所属機関: 1済生会栗橋病院眼科 2東京女子医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.892 - P.894

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 緒言 翼状片には,再発を防ぐため様々な手術方法と後療法が行われている。筆者らは,1989年11月から翼状片に対し強膜露出法を採用してきたが,再発症例を複数経験したため,後療法として1990年7月より術後0.04%マイトマイシンC (以下MMC)1日3回3日間の点眼を試みた。その後,術式も江口式結膜弁移植法(以下江口法)1),結膜遊離弁移植法(以下遊離弁移植法)と変更し経過観察してきた。今回,翼状片の再発および術後合併症について検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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