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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻5号

1994年05月発行

文献概要

特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(3) 学術展示

亜急性壊死性リンパ節炎にぶどう膜炎を合併した1例

著者: 太田眞理子1 池田誠宏1 佐藤圭子1 徳山孝展2 天津純子3 阪上賀伴3

所属機関: 1大阪市立総合医療センター眼科 2蒼龍会井上病院眼科 3大阪市立総合医療センター感染症センター

ページ範囲:P.914 - P.915

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 緒言 亜急性壊死性リンパ節炎は病理組織学的に特異な壊死巣を伴うリンパ節炎として,疾患概念が1972年に菊地1),藤本ら2)により初めて提唱された疾患である。本疾患は発熱と表在リンパ節腫大を主徴とし,白血球減少を伴い,患者の多くは20歳台,30歳台の女性である。発症機序についてはウイルス説や免疫異常説などが唱えられているが明らかではない。予後良好であるが治療法が確立されていないために,臨床症状が遷延する症例も稀ではない。今回本疾患にぶどう膜炎を合併した症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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