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連載 眼科手術のテクニック—私はこうしている・66
テノン嚢下ピンポイント麻酔法
著者: 深作秀春1
所属機関: 1深作眼科
ページ範囲:P.1070 - P.1073
文献購入ページに移動理想の麻酔は
最も多用されている球後麻酔法は視神経損傷,眼球穿孔,球後出血などの合併症の可能性がある。球後麻酔は筋円錐中に麻酔液を注入する方法であるために多くの合併症が起こり得る。さらに,経皮的球後注射は強い疼痛を与え,これは手術の疼痛よりもはるかに苦痛となる。
理想の麻酔は,手術中の充分な疼痛抑制,合併症がないこと,麻酔施行で患者に苦痛を与えないなどの総合的な観点からとらえる必要がある。
最も多用されている球後麻酔法は視神経損傷,眼球穿孔,球後出血などの合併症の可能性がある。球後麻酔は筋円錐中に麻酔液を注入する方法であるために多くの合併症が起こり得る。さらに,経皮的球後注射は強い疼痛を与え,これは手術の疼痛よりもはるかに苦痛となる。
理想の麻酔は,手術中の充分な疼痛抑制,合併症がないこと,麻酔施行で患者に苦痛を与えないなどの総合的な観点からとらえる必要がある。
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