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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻6号

1994年06月発行

文献概要

臨床報告

自然寛解した黄斑部網膜上膜

著者: 陣林浩美1 保倉透1 西村哲哉1 宇山昌延1

所属機関: 1関西医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1305 - P.1308

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 自然寛解した網膜前膜(黄斑上膜)の2例を経験した。症例1は33歳女性。周辺部網膜血管腫に伴う続発性黄斑上膜で血管腫に対する光凝固後の後部硝子体剥離の発生とともに黄斑上膜は自然剥離した。症例2は57歳女性。網膜剥離手術後に生じた黄斑雛襲で,発生後約半年後に黄斑上膜は自然剥離した。黄斑上膜の自然剥離により2例とも視力を回復した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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