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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻7号

1994年07月発行

文献概要

臨床報告

ベーチェット病のシクロスポリンとコルヒチンの併用療法

著者: 北沢万里子1 沼賀二郎1 藤野雄次郎2 林清文2 伊沢保穂2 増田寛次郎2

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院眼科 2東京大学医学部附属病院眼科

ページ範囲:P.1401 - P.1404

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 シクロスポリンとコルヒチンの併用を行ったベーチェット病のぶどう膜炎患者32例58眼を対象とし,コルヒチン併用前後の治療成績と副作用を検討した。その結果,年間の眼発作頻度は併用前4.4回から併用後2.2回に有意に減少していた。また併用後,腎機能異常が11例(34%),下痢が10例(31%),肝機能異常が9例(28%),高血圧が4例(13%),高CPK血症が2例(17%)にみられた。これらの副作用は薬剤の減量または中止により軽快した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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