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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科48巻8号

1994年08月発行

臨床報告

妊娠中に増大した鞍結節部髄膜腫の1例

著者: 篠田啓1 加藤克彦1 中村裕1 野村昌弘1 小口芳久1 三谷慎二2 名取道也3

所属機関: 1慶應義塾大学医学部眼科学教室 2慶應義塾大学医学部脳神経外科学教室 3慶應義塾大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.1495 - P.1498

文献概要

 鞍結節部髄膜腫は,妊娠に伴い視力視野障害をきたすことが多い。筆者らは今回,2回の妊娠時に片眼ずつの視力低下を生じ,精査の結果,鞍結節部髄膜腫と判明した症例を経験した。また同症例は腫瘍摘出術により片眼の視力視野の著明な改善を認めた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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