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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科49巻11号

1995年10月発行

特集 眼科診療に役立つ基本データ

15視神経

15-10.米国の急性特発性視神経炎に対する治療トライアルの結果

ページ範囲:P.170 - P.170

文献概要

 以上が同トライアルグループからの公式な発表で,プレドニゾロン経口投与は禁忌とし,発症から8日たった時点で,0.5未満の視力であれば,パルス療法を考えてもよいとした。その後同グループに所属していたTrobeら3)が,2年後までに多発性硬化症に移行したものは,パルス群で7.5%,偽薬群で16.7%で有意差を認めた。MRIで脳室周辺にプラークが2個以上見つかるものはパルス療法を行う正当性があるとした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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