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特集 眼科診療に役立つ基本データ 16瞳孔
16-3.対光反応経路と相対的求心性瞳孔運動障害の検査法(Swinging flashlight test)
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ページ範囲:P.175 - P.176
文献購入ページに移動Ⅰ.対光反応径路
対光反応求心路は網膜で入力され,視神経・視索を経て外側膝状体に入る直前で他の神経と分かれて上丘に向い,視蓋前域核でノイロンを換えて半分は直接同側のEdinger-Westphal核(E-W核)へはいる。他は後交連で交叉して反対側のE-W核にはいる。遠心路は副交感神経で,E-W核から始まり,動眼神経とともに走行し,同神経の下枝,下斜筋枝と分かれた後,毛様神経節でノイロンを換える。毛様神経節をでた節後神経は,短毛様神経と呼ばれ視神経周囲で強膜を貫き,瞳孔括約筋に至る。(16-1参照)
対光反応求心路は網膜で入力され,視神経・視索を経て外側膝状体に入る直前で他の神経と分かれて上丘に向い,視蓋前域核でノイロンを換えて半分は直接同側のEdinger-Westphal核(E-W核)へはいる。他は後交連で交叉して反対側のE-W核にはいる。遠心路は副交感神経で,E-W核から始まり,動眼神経とともに走行し,同神経の下枝,下斜筋枝と分かれた後,毛様神経節でノイロンを換える。毛様神経節をでた節後神経は,短毛様神経と呼ばれ視神経周囲で強膜を貫き,瞳孔括約筋に至る。(16-1参照)
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