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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科49巻12号

1995年11月発行

臨床報告

ブスルファン長期投与後に生じた白内障の1例

著者: 栄田裕子1 嵩義則1 雨宮次生1

所属機関: 1長崎大学眼科学教室

ページ範囲:P.1761 - P.1764

文献概要

 慢性骨髄性白血病のため,4年5か月間,総投与量4,117mgのブスルファンを投与された36歳男性の両眼に生じ,急速に進行した白内障を報告した。同時にこの患者はインターフェロン,ハイドロキシウレア投与および骨髄移植の既往があったが,その際投与された薬物の種類や量と放射線照射を受けていないことなどから,原因薬剤としてブスルファンが最も考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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