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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科49巻4号

1995年04月発行

文献概要

特集 第48回日本臨床眼科学会講演集(2) 学会原著

増殖性硝子体網膜症における各所見の発生要因

著者: 三浦雅博1 出田秀尚1 竹中千昭1 山本親広1 斎木裕1 嶋田伸宏1

所属機関: 1出田眼科病院

ページ範囲:P.647 - P.651

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 増殖性硝子体網膜症(proliferative vitreoretinopathy:PVR)分類(1991年発表)の各gradeと細目所見を発生させる因子を検討するため,PVR分類と,剥離範囲,剥離期間,眼圧,裂孔の形,大きさ,年齢,性別との関係を調べた。対象は1992年3月から1年4か月の間に,当院で手術を行った裂孔原性網膜剥離のうち,内眼手術既往例を除いた295眼とした。その結果,PVR分類と発生要因の関係について検討するときには,PVR分類をgrade別に検討するだけではなく,細目所見について注目することが重要と考えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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