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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科49巻4号

1995年04月発行

文献概要

特集 第48回日本臨床眼科学会講演集(2) 学会原著

飯山赤十字病院における眼部スキー外傷

著者: 黒岩さち子1 寺島紀子1 阪口雄二2 瀬川雄三3

所属機関: 1飯山赤十字病院眼科 2飯山赤十字病院形成外科 3信州大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.733 - P.735

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 スキーによる眼部外傷の実態を調査検討した。期間は1991年12月〜1994年4月の3シーズンである。毎年1,200例以上のスキー外傷患者が来院しており,頭部顔面外傷患者の占める割合はこの3年間で6%増加していた。その中でも半数近くを顔面裂傷患者が占めた。
 眼部の外傷も,1992年が33例,1993年が56例,1994年が61例と増加していた。眼瞼裂傷が最も多く,中でも眼窩底骨折の増加は著しく,今後安全対策の検討が必要であると考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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