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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科49巻5号

1995年05月発行

特集 第48回日本臨床眼科学会講演集(3)

学会原著

眼内レンズとレーザー波長の関係

著者: 河合憲司1 塩谷滝雄1 阪西弘太郎2

所属機関: 1大垣市民病院眼科 2(株)メニコン

ページ範囲:P.911 - P.914

文献概要

 眼内レンズ(intraocular lens:IOL)の素材,着色の有無と,レーザー波長およびレーザー出力の関係を測定した。IOLは,PMMA, UV-PMMA,および着色UV-PMMAを素材としたものである。レーザー波長は488+514, 514,590,630nmである。出力は0.1〜0.5W。方法はPMMA製の眼球を模した装置の水晶体相当部にIOLを挿入しレーザーを照射し,センサーで出力を測定した。(初期出力—透過後出力/初期出力)×100をレーザーエネルギー減衰率とした。488+514の波長において着色IOLの+30Dは最高15%の減衰率を示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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