文献詳細
第48回日本臨床眼科学会専門別研究会1994.11.4幕張メッセ
文献概要
画像診断研究会は1976年の超音波グループディスカッションから数えて19回,画像診断と改称して今回が10回目を迎えた。臨眼,日眼との演題重複もあり,研究会として何を目指すかという問題を残しているが,これまでの演題を見ていると中心課題の編年的な動きがわかり面白い。この間の歴史は日眼百周年記念誌に記録を残すことになっている。
臨眼における研究会の位置づけはいまだ確たるものがない。独立しては全国的集会になり難い分科会を統合するというのも,春の日眼とは異なった意義をもった秋の大会にふさわしい臨眼のあり方ではないか。
画像診断研究会にはCT,MR,超音波のほか,機器の開発,画像処理,収録,通信まで,臨床に関係あるコンピュータの利用法も自然に領域に入ってきている。日常診療に地歩を占める過程が見えてよい。学会組織を整える方向を模索しているが,臨眼と遊離した存在も考え難い。このうえ学会を増やして事務量のみ嵩んで実の上らないのも問題であろう。宇都宮で話題にしたい。今後の発展を見据えた提案を待ちたい。
臨眼における研究会の位置づけはいまだ確たるものがない。独立しては全国的集会になり難い分科会を統合するというのも,春の日眼とは異なった意義をもった秋の大会にふさわしい臨眼のあり方ではないか。
画像診断研究会にはCT,MR,超音波のほか,機器の開発,画像処理,収録,通信まで,臨床に関係あるコンピュータの利用法も自然に領域に入ってきている。日常診療に地歩を占める過程が見えてよい。学会組織を整える方向を模索しているが,臨眼と遊離した存在も考え難い。このうえ学会を増やして事務量のみ嵩んで実の上らないのも問題であろう。宇都宮で話題にしたい。今後の発展を見据えた提案を待ちたい。
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