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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科49巻6号

1995年06月発行

特集 第48回日本臨床眼科学会講演集(4)

学会原著

真菌重複感染を証明した内因性眼内炎

著者: 竹田欣也1 原田一道1 益山芳正2

所属機関: 1宮崎中央眼科病院 2小林中央眼科

ページ範囲:P.1131 - P.1133

文献概要

 長期間にわたり薬物治療に抵抗した内因性眼内炎に対し硝子体手術を行い,その術中採取した硝子体液を培養し起因菌の同定を行った。同定した起因菌はカンジダとクラドスポリウムであり,2種類の真菌が培養された。カンジダをはじめとする単一起因菌による内因性眼内炎は数多く報告されているが,真菌の重複感染を証明した内因性眼内炎の報告は極めて稀なものと考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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