icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科49巻6号

1995年06月発行

文献概要

臨床報告

水晶体嚢外摘出後に生じた悪性緑内障の両眼例

著者: 五十嵐陽1 鎌田昌俊1 勝島晴美1 鈴木純一1 中川喬1

所属機関: 1札幌医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1233 - P.1237

文献購入ページに移動
 水晶体嚢外摘出術後に両眼に悪性緑内障を発症した80歳女性の1例を経験した。両眼とも閉塞隅角緑内障の既往を有し,眼軸長は短かった。無水晶体眼である右眼はNd-YAGレーザーによる前硝子体膜切開術にて深い前房を得た。眼内レンズ挿入眼である左眼は前部硝子体切除術および経毛様体扁平部濾過術の同時手術で良好な成績を得た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?