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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科49巻7号

1995年07月発行

文献概要

臨床報告

増殖性硝子体網膜症grade Aの所見と網膜裂孔の種類との関係

著者: 三浦雅博1 出田秀尚1 出水誠二1 竹中千昭1 山本親広1 斎木裕1 嶋田伸宏1

所属機関: 1出田眼科病院

ページ範囲:P.1328 - P.1330

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 増殖性硝子体網膜症の分類(1991年)のgrade Aの所見である,haze, clumps, clustersが,網膜裂孔の形および大きさとどのように関係するか検討した。1992年3月から1年間に手術を行った裂孔原性網膜剥離271眼を対象とした。網膜裂孔をtear, hole,裂孔不明に分けた。hazeは裂孔不明で多かった。clumpはtearで多く,tearのうち3乳頭径以上に多かった。clusterはtearで多かった。clump,clusterの発生は網膜裂孔の形態と関係することがわかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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