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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科5巻10号

1951年10月発行

文献概要

臨床實驗

種々の合併症を伴える眼部壊疽性帶状ヘルペスに就て

著者: 宮下和子1

所属機関: 1新潟大眼科

ページ範囲:P.632 - P.633

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 眼部帶状ヘルペスで水疱互に融合して大なる水疱を形成する時は水疱性と云い水疱内に血液を混入する時は出血性,皮膚破壊甚しきものは壊疽性と稱されるが,壊疽性最も重症で眼瞼膿潰した例も記載されている。
 私は壊疽性にして前額部皮膚が膿潰して骨部を露出した症例において經過中全身随伴症として言語障碍,右上下肢麻痺を來し,眼には角膜ヘルペス,内眼筋麻痺等を合併したものを經驗したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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