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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科5巻11号

1951年11月発行

文献概要

臨床實驗

結節状角膜變性の2例

著者: 狩野俊行1

所属機関: 1金澤醫大眼科

ページ範囲:P.724 - P.726

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 結節状角膜混濁,或は,結節状角膜變性と稱せられる疾患は,1890年,Grocnouwにより始めて記載せられた比較的稀な疾患であつて,我國に於ては,明治35年,山根氏,明治37年,牛久保氏により招介されて以來,多數の症例が報告されるに至つた。
 Groenouwが報告した同じ年に,Biber格子状角膜混濁なる疾患を報告しているが,1905年,Fleischerは,結節状角膜混濁と格子状角膜混濁とは,相似た疾患であつて,之等を家族性角膜變性と名付くべしと主張した。所謂,家族性角膜變性症なるものは,その臨牀所見は千差萬別であるが,それでも尚,次の樣な共通した特徴を持つている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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