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臨床實驗
網膜の組織化學(其の4)—網膜に於ける過沃度酸反應物質に就て
著者: 山本保固1
所属機関: 1阪大眼科
ページ範囲:P.727 - P.729
文献購入ページに移動緒言
網膜内グリコーゲンに就ては,1883年Ehrlich氏1)が沃度法を用いて蛙の網膜内で發見して以來カルミン法を用いて其の後幾多の諸氏によつて報告された。
最近共同研究者の山田氏2)が,鶏網膜に於て中心窩を含む標本を得られ,これをカルミン法に依つて染色し,中心窩を離れて周邊に行くに從つて圓錐體ミオイドに存在する所謂グリコゲーンが淡染することを認め,更に蛙網膜を用いて實驗した結果,所謂グリコゲーンは,視細胞に於て特に圓錐體と關係深いことを指摘された。
網膜内グリコーゲンに就ては,1883年Ehrlich氏1)が沃度法を用いて蛙の網膜内で發見して以來カルミン法を用いて其の後幾多の諸氏によつて報告された。
最近共同研究者の山田氏2)が,鶏網膜に於て中心窩を含む標本を得られ,これをカルミン法に依つて染色し,中心窩を離れて周邊に行くに從つて圓錐體ミオイドに存在する所謂グリコゲーンが淡染することを認め,更に蛙網膜を用いて實驗した結果,所謂グリコゲーンは,視細胞に於て特に圓錐體と關係深いことを指摘された。
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