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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科5巻11号

1951年11月発行

文献概要

臨床實驗

Recklinghausen氏病に於ける虹彩前面の所謂多發性小結節の病理組織學的所見

著者: 石井光一1 山田儀平1

所属機関: 1新潟大眼科

ページ範囲:P.730 - P.731

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緒言
 Recklinghausen氏病の眼合併症として虹彩前面に多發性小結節の見られる事は吾國では筒井氏(大]15)の記載以來高僑,松岡,櫻井,廣瀨,松崎,田村,樋口,佐木山,杉本氏等多數の記載があり,レ氏病と何等かの關係あるものと考えられている。病理組織學的所見としてはGoldstein and Wexler (1930)の報告が見られるが吾國には未だ存しないためその本態は今日尚不明とされている。
 余等は最近幸い定形的のレ氏病患者において兩眼の虹彩前面に多數の該小結節を有する症例に遭遇し,死後その眼球を病理組織學的に檢索する機會に惠まれたので以下にその所見を記載しておきたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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