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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科5巻11号

1951年11月発行

臨床實驗

Mikulicz症候群の1例

著者: 池田正敏1 今井一雄1

所属機関: 1新潟大眼科

ページ範囲:P.754 - P.756

文献概要

 Mikulicz (1892)が涙腺及び唾液腺の相對性慢性無痛性腫脹を呈する疾患を1獨立疾患として記載して以來内外共多數の報告があり,今日では單に局所の變化に止まる所謂狭義のMikulicz病と全身の變化を合併するMikulicz症候群に分けられている。本症候群を呈する疾患としては結核,Sarcoid,梅毒,淋毒,痛風,ロイマチスムス,中毒,淋巴肉腫,Uveoparotid Fever,白血病,Hodgkih氏病,内分泌障碍等種々のものが擧げられているが,余等は最近Hebra氏紅色粃糠疹を伴う症例に遭遇したのでここに簡單に記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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