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臨床實驗
流行角膜炎ヴイルスの抵抗力の研究
著者: 岩重陽三1
所属機関: 1熊大眼科
ページ範囲:P.791 - P.797
文献購入ページに移動 流行角結膜炎ヴイルスが物理的,化學的の諸因子に對して,どの程度の抵抗力を有するかということは,臨床的の立場から極めて大きな問題である。この抵抗力を明らかにすることが出來れば感染の豫防,流行の豫防という問題に對して大きなよりどころを與える事が出來るからである。
從來この實驗は殆んど不可能であつた。それはこのヴィルスの動物實驗が不可能であつたからである。Sanders等1)はヴィルスを動物に固定することが出來たが,その抵抗力に就ては検討するにいたらなかつた。
從來この實驗は殆んど不可能であつた。それはこのヴィルスの動物實驗が不可能であつたからである。Sanders等1)はヴィルスを動物に固定することが出來たが,その抵抗力に就ては検討するにいたらなかつた。
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