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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科5巻2号

1951年02月発行

文献概要

普通講演

(30)硫酸銅法による眼液比重の測定について(豫報)

著者: 池田一三1 古味敏彦1 絹笠秀雄1

所属機関: 1大阪市立醫大眼科教室

ページ範囲:P.123 - P.125

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緒言
 眼房水,硝子體,硝子體液等の眼液の比重を測定する場合,Pycrometryによることは,材料を比較的多量に要する點及び操作に手數がかゝる點において,極めて不都合である。私共はこの目的に,戦後わが國でも血液,血清の比重測定に廣く用いられている硫酸銅法(1(Copper sulfate met-hod,以下C.S.M.と略記)を應用した。本法は操作が極めて簡單で,かつ所要材料が極めてわずかですむ利點があるからである。以下測定成績につき簡單に述べ豫報としたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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