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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科5巻4号

1951年04月発行

文献概要

臨床實驗

利眼の研究—第4報 利眼の本態に就いて(1)/第5報 利眼の本態に就て(2)

著者: 長又博之1

所属機関: 1大阪醫大眼科

ページ範囲:P.254 - P.259

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緒言
 前報(1)(2)(3)までに報告したように,もし眼にも手と同樣に,利眼というものがあるとすれば,それは,「單眼視に際して,無意識に,習慣的に使用する眼」のことである。然らば,そのような利眼は如何にして發生したのであろうか。その本態に就いては,先ず2つのことが考えられる。即ち兩眼機能の優劣によるのか,或は又,先天的,中樞性の要因によるのであろうかということである。そこで私は,先ず,利眼の發生に關係があると思われる眼の機能と利眼との關係を調査してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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