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臨床實驗
瞳孔縁より發する瞳孔膜遺殘に就て
著者: 藤田佐1
所属機関: 1日大眼科
ページ範囲:P.373 - P.374
文献購入ページに移動 昭和24年の日眼總會に於て邱と私は虹彩紋理の分類に就て述べた。即,虹彩紋理を特徴ずけるものは分割輪と車軸状皺襞と窩孔であり私共は之等が明瞭に出現しているものをKとPとCで表わし且此の特徴が明瞭に出現していないものを夫々kとpとcで表わした。而て之等を適宜組合せる事に依る表現方法を以て任意の虹彩の紋理を云い表す事が出來る事に就て述べた。
今迄に虹彩紋理と瞳孔膜遺殘との關係に就て述べた人は見當らないが邱氏は戰時中,臺大眼科集談會に於て此關係を論じた。然し其所論は餘り日本では知られていないので私は邱氏の述べた所を紹介し併せて自驗例を迫加しようと思う。
今迄に虹彩紋理と瞳孔膜遺殘との關係に就て述べた人は見當らないが邱氏は戰時中,臺大眼科集談會に於て此關係を論じた。然し其所論は餘り日本では知られていないので私は邱氏の述べた所を紹介し併せて自驗例を迫加しようと思う。
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