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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科5巻6号

1951年06月発行

文献概要

臨床實驗

瞳孔縁より發する瞳孔膜遺殘に就て

著者: 藤田佐1

所属機関: 1日大眼科

ページ範囲:P.373 - P.374

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 昭和24年の日眼總會に於て邱と私は虹彩紋理の分類に就て述べた。即,虹彩紋理を特徴ずけるものは分割輪と車軸状皺襞と窩孔であり私共は之等が明瞭に出現しているものをKとPとCで表わし且此の特徴が明瞭に出現していないものを夫々kとpとcで表わした。而て之等を適宜組合せる事に依る表現方法を以て任意の虹彩の紋理を云い表す事が出來る事に就て述べた。
 今迄に虹彩紋理と瞳孔膜遺殘との關係に就て述べた人は見當らないが邱氏は戰時中,臺大眼科集談會に於て此關係を論じた。然し其所論は餘り日本では知られていないので私は邱氏の述べた所を紹介し併せて自驗例を迫加しようと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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