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臨床實驗
側腦室穿刺後の兩側水平上半盲症例
著者: 大石省三1
所属機関: 1山口醫大眼科
ページ範囲:P.426 - P.429
文献購入ページに移動 兩側水平上半盲症(Hemianopsia horizontalissuperior)は射創の如き場合に,兩側腦半球禽距裂溝下唇印舌状回轉が,兩側同時に傷害された時起り得るものと解釋されているが,かかる損傷は,その附近に置する横靜脈竇,小腦更に深達すれば腦脚等をも同時に傷害し,又下方延髓えのショツクをも伴う事となり,結局死に致らしめる爲,症例として,遭遇するのは極みて珍らしいと云われる。
既にPagenstecher, Uhthoff 2氏の射創による報告例があり,後頭部受傷と視野變化の關聯に就て解説に役立つてはいるが,現在尚この方面の研究は臨床家の協力を俟つて解決すべき點が少くないと思われる。
既にPagenstecher, Uhthoff 2氏の射創による報告例があり,後頭部受傷と視野變化の關聯に就て解説に役立つてはいるが,現在尚この方面の研究は臨床家の協力を俟つて解決すべき點が少くないと思われる。
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