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臨床實驗
結核性眼疾患に對する「メチルプロミゾール」の使用經驗
著者: 樋渡正五1
所属機関: 1東大眼科
ページ範囲:P.590 - P.600
文献購入ページに移動 近時化學療法剤の目醒ましい發見發達につれて,結核性疾患の領域には多數の新藥が登場して,著しい治療效果を擧げつつあるが,各藥剤とも夫々一長一短があつて何れも萬全のものとは言い難い。私は昨年その作用が,胸部結核及び皮膚結核に對して,從來のズルフォン剤より效果が強いと言われているメチルプロミゾールの使用機會を得たので,之を私の專門領域たる,所謂結核性眼疾患と通常稱せられるもの及び眼結核の幾らかに就いて使用し幾分の成果を得た。
現在,尚臨床研究を續行中であるが,使用開始以來,相當日數を經過し觀察し得た症例も100例に及んでいるし,現在迄の所眼科領域では僅かに小原及び生井氏の報告があるのみであるから,ここに之迄の經驗例を纒めて報告することとする。
現在,尚臨床研究を續行中であるが,使用開始以來,相當日數を經過し觀察し得た症例も100例に及んでいるし,現在迄の所眼科領域では僅かに小原及び生井氏の報告があるのみであるから,ここに之迄の經驗例を纒めて報告することとする。
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