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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻1号

1996年01月発行

文献概要

眼科の控室

因幡の白兎

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.58 - P.58

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 患者さんに病状を説明するとき,難しいことをゴチャゴチャいうよりは,たとえ話を使うとスッキリ意味が通じるものです。
 「梅雨の時期の晴れ間」というのがあります。現在はたまたま天気が良くても,すぐにまた雨になるという意味です。これは糖尿病網膜症で,硝子体出血が繰り返して起こっている場合に,眼底の状況などから,再発が必至であると予想されるときに使います。最終予後が悪いので,少しでも病状が軽い今のうちに硝子体手術を勧める場合に有効です。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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