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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻10号

1996年10月発行

文献概要

臨床報告

MRIによる乳児内斜視頭蓋内病変の検討

著者: 郡良文1 長谷部聡2 大月洋2 松尾信彦2 清哲朗3

所属機関: 1高知県立中央病院眼科 2岡山大学医学部眼科学教室 3岡山大学医学部放射線科学教室

ページ範囲:P.1703 - P.1706

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 乳児内斜視21例に対するMRIを用いた今回の検討で,軽度の所見を3例,14%に認めたが,正常範囲と思われた。今回認めた所見と斜視発症との因果関係は不明であり,また,3例とも周産期に問題のあった症例であった。
 MRIは軟部組織の解析にすぐれた検査手段である。今後,器械の進歩による解像力の向上と症例の積み重ねにより,斜視の原因解明の有力な手段となりうると思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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