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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻10号

1996年10月発行

文献概要

臨床報告

超音波生体顕微鏡により発見された外傷性毛様体解離の1例

著者: 大黒浩1 丸山幾代1 清水美穂1 中川喬1

所属機関: 1札幌医科大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1723 - P.1725

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 34歳の男子が左眼の低圧黄斑症で受診した。3か月前に交通事故で顔面骨折などを受傷していた。隅角はほぼ正常に近い所見で隅角解離や毛様体解離はなかった。しかし,超音波生体顕微鏡(UBM)による検査で,毛様体が全周にわたって剥離し,脈絡膜上腔が拡大していた。外傷性の低眼圧に対してはUBM検査を積極的に行うべきである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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