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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻11号

1996年10月発行

文献概要

特集 緑内障Today Ⅱ 確定診断を得るために

視野検査の評価—静的視野の解釈—ハンフリー視野計を中心に

著者: 河野吉喜1 山本哲也1

所属機関: 1岐阜大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.53 - P.56

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はじめに
 緑内障は視神経の萎縮により視機能,特に視野異常をきたす進行性の疾患である。慢性緑内障において視野異常は唯一の自覚症状であることが多いので,視野計測は本症の診断,進行度の把握,治療方針決定に際して最も重要な検査である。緑内障を対象疾患とする限り,静的視野計測のほうが動的視野計測よりもすぐれていると考えられる。本稿では,ハンフリー視野計を中心とした静的自動視野計を用いた視野異常の解釈法について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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