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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻11号

1996年10月発行

特集 緑内障Today

Ⅳ レーザー治療の現況

レーザー線維柱帯形成術—消極派の見解

著者: 松村美代1

所属機関: 1永田眼科

ページ範囲:P.110 - P.112

文献概要

はじめに
 1978年に原法が報告された頃,原発開放隅角緑内障(POAG)に対する非観血的で優秀な眼圧下降効果を持つ方法として大きな期待を背負った。しかし術直後の眼圧上昇,周辺虹彩前癒着(PAS)の形成など合併症も多いことがわかってきて,手技や管理などに工夫がこらされ,現在ではそれらの合併症を極力起こさない治療手技,管理方法が確立している。したがって,その合併症のために本方法を忌避するということはない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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