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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻11号

1996年10月発行

文献概要

特集 緑内障Today Ⅴ 緑内障手術をめぐるControversy

原発開放隅角緑内障(早期〜中期)・1

著者: 秋元正行1 谷原秀信1

所属機関: 1京都大学医学部視覚病態学(眼科学)

ページ範囲:P.121 - P.124

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はじめに
 緑内障疫学調査によると,一般人口における緑内障保有者は3%と言われている。実際に健康診断の普及,早期診断技術の開発により,高眼圧症・早期緑内障を発見する頻度が高くなってきている。こうした早期緑内障患者に対して薬物治療による眼圧コントロールが不十分な場合,手術治療が試みられることになるが,第一選択の術式については,依然トラベクロトミーとトラベクレクトミーのいずれを選択するかの議論がある。筆者らは,早期〜中期の原発開放隅角緑内障に対しては,トラベクロトミーを選択することが多く,その論拠をここに記したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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