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特集 緑内障Today Ⅴ 緑内障手術をめぐるControversy
正常眼圧緑内障・1
著者: 山本哲也1
所属機関: 1岐阜大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.135 - P.138
文献購入ページに移動はじめに
正常眼圧緑内障の治療に関しては,眼圧下降治療を優先する説と,循環改善を目指す説がある。両治療法ともそれぞれ根拠のあることであるが,いずれの治療戦略がより適切であるかを客観的に検討するためには,各治療手段の成績を正しく評価することがまず大切である。本稿では正常眼圧緑内障に眼圧下降治療として手術療法を施行した際の成績を,両側性の本症の片眼に手術を施行したときと,従来より本症に対して望ましいとされている眼圧レベルの達成できたときの二つの場合について示し,本症の管理について考えてみたい。
正常眼圧緑内障の治療に関しては,眼圧下降治療を優先する説と,循環改善を目指す説がある。両治療法ともそれぞれ根拠のあることであるが,いずれの治療戦略がより適切であるかを客観的に検討するためには,各治療手段の成績を正しく評価することがまず大切である。本稿では正常眼圧緑内障に眼圧下降治療として手術療法を施行した際の成績を,両側性の本症の片眼に手術を施行したときと,従来より本症に対して望ましいとされている眼圧レベルの達成できたときの二つの場合について示し,本症の管理について考えてみたい。
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