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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻11号

1996年10月発行

文献概要

特集 緑内障Today Ⅴ 緑内障手術をめぐるControversy

正常眼圧緑内障・1

著者: 山本哲也1

所属機関: 1岐阜大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.135 - P.138

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はじめに
 正常眼圧緑内障の治療に関しては,眼圧下降治療を優先する説と,循環改善を目指す説がある。両治療法ともそれぞれ根拠のあることであるが,いずれの治療戦略がより適切であるかを客観的に検討するためには,各治療手段の成績を正しく評価することがまず大切である。本稿では正常眼圧緑内障に眼圧下降治療として手術療法を施行した際の成績を,両側性の本症の片眼に手術を施行したときと,従来より本症に対して望ましいとされている眼圧レベルの達成できたときの二つの場合について示し,本症の管理について考えてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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