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特集 緑内障Today Ⅴ 緑内障手術をめぐるControversy
血管新生緑内障—ダイオードレーザー毛様体破壊術
著者: 吉富健志1
所属機関: 1北里大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.169 - P.172
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難治性緑内障,特に血管新生緑内障の治療として毛様体破壊術は古くから行われていた。従来は冷凍凝固術が広く行われていたが,術後の疼痛,結膜浮腫などの合併症に加え,眼圧下降効果のコントロールが難しいことが問題であった。すなわち術後低眼圧,脈絡膜剥離さらには眼球燈に至る症例がかなり存在した。術後の炎症も問題であった。レーザーによる毛様体破壊術が普及しつつある今,冷凍凝固による毛様体破壊術はその役割を終えつつあるということが出来よう。
難治性緑内障,特に血管新生緑内障の治療として毛様体破壊術は古くから行われていた。従来は冷凍凝固術が広く行われていたが,術後の疼痛,結膜浮腫などの合併症に加え,眼圧下降効果のコントロールが難しいことが問題であった。すなわち術後低眼圧,脈絡膜剥離さらには眼球燈に至る症例がかなり存在した。術後の炎症も問題であった。レーザーによる毛様体破壊術が普及しつつある今,冷凍凝固による毛様体破壊術はその役割を終えつつあるということが出来よう。
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