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超音波生体顕微鏡(UBM)と毛様体
著者: 狩野廉1 篠本陽子1
所属機関: 1大阪厚生年金病院眼科
ページ範囲:P.192 - P.193
文献購入ページに移動 超音波生体顕微鏡(ultrasound biomicrosco—pe:UBM)は50〜100MHzの高周波を用いることにより,到達距離は約4mmと通常の1/10になるものの解像度は20〜60μmと10倍近くなり,前眼部の構造,形態の描出や生体計測さらには動的観察を可能にした1,2)。そして従来観察が困難であった隅角断面,強膜内部,虹彩裏面,毛様体,チン小帯,水晶体前方,前部硝子体などの詳細な断層像を得ることが可能になった。本稿ではハンフリー社UBMモデル840による毛様体周辺部の断層像について述べる。
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