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連載 眼科図譜・349
結節性硬化症の一卵性双生児例
著者: 桐渕恵嗣1 原田敬志1 神原行浩1 山崎真吾1 丹羽隆史1 馬嶋慶直1
所属機関: 1藤田保健衛生大学眼科学教室
ページ範囲:P.120 - P.122
文献購入ページに移動結節性硬化症(プリングル病)は,多系統疾患で母斑症の1つであり,遺伝性疾患とされる1)。桐渕ら2)は,1992年本症の100例12家系をまとめて発表したが,この中にも一卵性双生児の症例は含まれていない。
海外では,一卵性双生児に発症した本症の報告が数例1)あるが,稀有な症例であることには,変わりはない。
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