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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻4号

1996年04月発行

文献概要

特集 第49回日本臨床眼科学会講演集(2) 学会原著

刺激輝度の変化が及ぼす視覚誘発脳磁図への影響

著者: 小柳宏1 遠藤博史1 松橋正和1 熊谷徹2 武田常広2

所属機関: 1東邦大学医学部第1眼科学教室 2生命工学工業技術研究所

ページ範囲:P.597 - P.599

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 64チャンネル生体磁気計測装置を用いて,luminance刺激の刺激輝度の変化による反応を測定した。方法は,刺激光源として赤色発光ダイオードを使用し,その前にNeutral Density (ND)フィルターを加入し輝度を変化させ測定を行った。対象は眼疾患のない3名とした。測定の結果,代表的なセンサーにおいてND3より刺激輝度の上昇に伴い,振幅が増大し,頂点潜時が短縮した。これは,視覚誘発電位でも認められる変化であったが,今回のデータにばらつきがあり,今後刺激条件を検討していく必要があると思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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